「土の中の子供」中村文則

体力のあるときに。
 
10月12日に書く。
暗い。暗いのは希望がないから。
生きていく希望も、死んでいく気力もない。
誰かにめちゃくちゃにされたい、と思うほどに非自発的な
インテリの不毛な小さな願望。
はなんとなく理解できる気がする。
同じ福島大学に在籍したものとして。
ちょっと上って行くのは面倒な丘の上に建ってはいるものの、
たいして高い場所ではないし、なんだか中途半端な場所。
周囲をもっと高い山々が取り囲んでいて、ぼんやりした閉塞感があるような、
そんな位置。

それでも、自分のわりにはよくやったと思っているけど。
中村さんも、きっともがいて、
なんかを得たんだろう。
同じ場所にいたものとして嬉しい。
未整理な文章だな。