午前三時すこし過ぎ

午前2時45分。目が覚めてなんとなく眠れない。過去の体験をリミックスした憂鬱な夢を見ていた。
今目を閉じたら再び同じ夢の世界に戻ってしまう気がして、とくにすることもなくぼおっとする。楽しいことや温かいことを考えようとするんだけどうまくいかない。
こういうとき、隣に誰かがいたらいいなーと思う。傍で誰かが眠っていたら、その熟睡した安らかな顔を見て心が落ち着くだろうから。こっちも安らかな顔になってきっと彼女が登場する夢の世界へ行けるだろうから。
結婚した友達を羨ましいと思うのはこんなときだ。