monome

afterashita2008-02-05

サンフランシスコで妹とその彼氏に会ったとき、「monome」(モノメ)という楽器?に触れさせてもらい、それがとても印象的だった。
四角い木箱にボタンが16×8個くらい取り付けられていて、そのボタンに触ると光り、音が出る。音はおそらく16種類くらいあり、音階はたぶん8段ある。パソコンと連動して色々な音を設定したり(ドラムセットやキーボード、おそらくなんでも)、プログラムを作って、リズムマシンのように動かすこともできる。とにかく光と音で遊べる楽器でありおもちゃなのだ。
で、さわらせてもらったんだけど、難しかった。説明が英語ってこともあったんだけど、とにかく難しい。というか自分が情けない。四つ打ちの単純なリズムでさえうまく作ることができない。音の要素を足したり引いたりできない。お手本では光が綺麗に流れていくのに、どうしたらそんな風に動くのかさえわからない。音楽は常に聴く側だったから、造る難しさを実感。光はもっと難しい。


翌日、クルマの中で音楽を聴いてたら、耳がすごく音を意識してる。
今まで単純に四つ打ちとしか聴こえていなかった音が、
ドン ドン ドン ドン
   ツク    ツク
      ハッ
テキトウだけど、要素ごとに別れて聴こえる。音は組み合わされることでリズムになったりメロディになったりしていたんだな。当たり前だけど。おそらく初めて造り手側の視線で(というのもおかしいけど)音楽を聴いた。新鮮だった。