からいはうまい?

afterashita2008-02-21

昼、秋田空港に到着。5泊6日の旅が終わった。
おばさんに頼まれた韓国のりもちゃんと買ってきた。
秋田は雪が融けはじめて、すこしだけ暖かくなった気がする。


夕食は家で納豆ご飯。キムチも少しだけ食べた。
やっぱり韓国のキムチのほうが美味しい。どこの店で食べたのも美味しかった。
韓国行きの飛行機の中で辛い機内食がでたときはびっくりしたけど、すぐに、ああこれはこの国では当たり前のことなんだなと思うようになった。食事を頼むとどんな店でも最低3品、多いところだとその倍の皿が無料のおかず(前菜?漬物?)として出てくる。そのうちの少なくとも半分は唐辛子で真っ赤になった料理だった。どんな料理を頼んだとしても、最低2皿は赤く彩られた辛いものを食べることになるのだ。お粥を頼んだときには薬念?唐辛子味噌?がちゃんとついてきて、自分で赤いお粥を作れるようになっていた。


そんな食生活が続き、三日目くらいになると辛いものが食べたいなと思うようになってきていた。我ながらすごい適応の早さだ。
辛い食べ物は食卓にスリルと刺激を提供してくれる。「この白菜キムチ辛そうだな、大丈夫かな…でもちょっと美味しそう」というスリルと、「うわ!やっぱり辛い!!」という刺激。ついでに舌をひりひりびりびりさせる物理的刺激。それに加えて独特のうまみ。何で味付けてるんだろうと考えるんだけどさっぱりわからない。そんなに匂いはないし、日本の(特に東北の)漬物のようなしょっぱさもない。結果、辛さに慣れれば毎日食べたいくらい!ということになる。


ついでに言うと、辛いものにはダイエット効果があるはず。辛いものを食べると体があったまるし、科学的にはカプサイシンによる脂肪燃焼効果があるとか。さらに、口の中をすっきりさせたいから自然と水をたくさん飲みたくなる。もっと言えば便秘にもならない、と思う。場合によってはおしりが痛くなるけど。


本当のところ、辛味を感じるのは味覚じゃなくて痛覚らしいけど、「からいはうまい」だなんて思い始めている。
(写真は空港で食べた骨付きカルビと干した白菜のスープ定食。ウマ辛い。)