旅に持っていく本
月曜日からの旅に備えて本を探しに行く。昔から変に神経質なところがあって、何も読むものがない状態に耐えられない。暇な時間に手持ちぶさたになるのが嫌。だから暇潰しの本を慎重に選ぶ。
条件はいくつかある。
まず、安いこと。手荒に扱うこともあるだろうし、無くしても後悔しないように。だからブックオフで探す。
次にコンパクトなこと。荷物はバックパック一つにまとめなくてはならない。小さくて軽いものがいい。でもすぐに読み終わってはつまらないから適度な厚みのある本がいい。ハードカバーの本は却下。
それから集めていないもの。読んだ本は現地で人に譲ったり売ったりすると荷物が軽くなるから。持ち帰らなくていい本がいい。
本を読むのが目的の旅ではないから、読みやすく離れやすい内容がいい。ハマッてしまうミステリーや感情移入してしまう小説はパス。短編集やエッセイがいい。
さらに注意したいのが、日本と距離を置く内容にすること。ビジネス本や自己啓発なんて見たくもないし、日本の美味百選とかも外国で読んだらホームシックになりそう。
そんなことを考えながら文庫コーナーを右往左往。手にとって止めた本もしばしば。
結局、
『からだの仕組み』養老孟司
『夏への扉』R・ハインライン
『話を聞かない男、地図が読めない女』アラン・ピーズ+バーバラ・ピーズ
『司馬遼太郎の日本史探訪』司馬遼太郎
の四冊になった。条件に合わない本もあるのは愛嬌。
さて、これに『地球の歩き方』と『マイブック』加えると六冊になるのだな。重すぎだ!