大曲の花火

afterashita2009-08-22

今日開催された秋田県大曲市の花火大会に行ってきた。初めて。


普段は人口10万人に満たない大曲市が花火大会の日だけは人口60万人以上になるという。実際、長年秋田県民だが秋田県でこんなに人が集まっているのを初めて見た。数十万人は伊達じゃない。普通の地方都市の駅前が渋谷ハチ公前以上に混雑してる!花火観覧席までず〜っと混雑。人の波。


肝心の花火はものすごく迫力があって綺麗だった。
十号玉はゆっくり打ち上がり大きく開きながらその色を二回、三回と変化させていく。黄色から緑、そして赤へという具合に。たぶんほんの数秒なんだろうけど目は釘付け。見入ってしまう。
そして光に遅れて打ち上げる音がドン!ドン!とバスドラムみたいに体に響いてくる。

大会提供の花火はすごい規模と玉数。文字通り空中をキャンバスにして特大の絵を描いていた。大迫力のまるでアクションペインティング。 光の点と線で描く映像作品というか。

きっと後日テレビで見たって今日会場で見たほどの感慨はないんだろうな。後には何も残らない一瞬の映像を、俺は今夜確かに見たんだ。