黄金の豚は豚の貯金箱

TVがつけっぱなしでドラマ「黄金の豚」が流れていた。
篠原涼子がひょんなことから会計検査庁(正しくは院)に入庁し、
税金の悪用を正していく話らしい。勧善懲悪系コメディー。




国家公務員としてちょっと働いた時期に、
上司たちが会計検査院の監査を恐れていた警戒していた
なんだか面倒で厄介な腫れもの扱いしていたことを思い出した。
どうやら細かくて執拗で効果が疑問視されていたようだ。


例えるなら、どこかに道路を造ったとして、
完成の翌年以降に会計検査院がやってきて調査を行う。
そして入札とか備品の購入とか関係書類に不備はないかとかをつぶさに見る。
法令に則って微に入り細に入り。
ただ、その道路が真に必要かということは問い質さない。
それは法令では検証できることではなく、彼らの管轄外だからだ。


そんなもんだ。
再び事業仕分が始まるそうなので、
「道路」の必要性についてはレンホーさんが決めてくれるんじゃないかと思う。