衣類を捨てるのは苦手。
去年の11月。
北海道に研修に行ったときのこと。
寒い場所に3泊4日の研修旅行に行くのに、お土産大量に買ってくるのに、
入れ物はいつも使ってる35ℓのリュック。
少しでも荷物のかさを減らそうと、
よれよれになった着替えをホテルに捨ててきた。
大したことはない。ユニクロ霜降りグレイのTシャツと、
ユニクロか無印のパンツと靴下。
なのに今でもたまに捨てたことを思い出すことがある。
よれて首が伸びたTシャツは、
大学のときからおそらく4年近く付き合ってきた服だったから。
夏のバイトにもよく着て行ったし、
2週間の旅行に行ったときには何回も手洗いして繰り返し着た。
そういう肌に馴染んだ奴だったから、
もうくたびれてはいたけど、別れるのが惜しかった。
仕方のないことではあるけど。
 
服を捨てるのは嫌なので、普段はできるだけ着ぱなしになるのを避け、
大事に着ているつもりだ。
それでもやはり服は疲れてくるし、
今年も下着やYシャツやタオルを捨てることになるだろう。
そしてまた新しい商品を求めることになるだろう。