本当にあったこわい話

会社のコンプライアンス法令遵守)研修ってことで
ビデオ見る。
本当に合った事例を基にした不祥事の例とその防止法。
(不祥事=会社で起きる良くないこと。と意訳しておく)
世の中でも特に不祥事の多い業界・県なので。


例えば現金集金に行った帰りにパチンコで使い込んだりとか。


気になったのはスーパーでの不祥事。
最初は些細なことから。
夕方のスーパーでの、半額とか値引きのシール貼り。
たまたま手が空いていてその作業を手伝ったパート店員が、
余った値引きシールをポケットに入れる。
     ↓
値引きシールを賞味期限に余裕のある商品にも貼ってレジに持ち込み。
レジ店員を抱き込み。「どうせ明日には半額になるんだから」
     ↓
他の何人かの店員もそれに追随。「まだ在庫いっぱいあるんだから」
     ↓
値引きされるはずのない普通の商品もレジでどんどん値引き。
「大丈夫だから」
     ↓
レジを通さず棚から商品を万引き。自分のものに。




店長の気付かないところで本当にあった事例らしい。
怖ろしい。
半額シールを気安く貼ったりすることはどこにでもありそうな事。
それが最悪の結末。
意識は少しずつ少しずつ緩んでいく。
「最初はシール貼り作業の手伝い」という善意からの行動だったのに
どうして最後は「万引きの恒常化」という許されないような行動(悪)
へと変わって行ってしまったんだろう。
きっかけがあったから?
集団になってしまったから?
小さな金額だったから?
良心に期待するだけでは防げないこともあるのか?
俺の職場では昨日、
ゴミ箱の上に、そこに納まりきらない段ボール箱
(たたんで資源ごみコーナーに捨てるべき)がそのままのっかり
      ↓
その段ボール箱がゴミ箱化。
      ↓
非常に片付けづらい。
  という事例があったが同じようなものか?




人間の行動を悪い方向に持っていかないためには、
性悪説の視点で、厳しい法やルールを定めたり
罪と、それに対する罰を常に意識させることが必要なのかな。
あまり気が進まないが。
俺の勤務先ではそんなことは起きていないはず。
最高散らかってるけど。
善意と良心を信じたい。