ライジングサン 一日目

afterashita2007-08-17

なにかと疲れがたまる今年の夏、元気を取り戻す力になるのはいつも音楽だった。音楽といえばこの時期は夏フェス!
夏フェスはいろいろあるけれど、自分にとってはやっぱりライジングサンなのだ。出演メンツがすごく好みだし、開催時期もぎりぎり休めるところ。そして食い物が美味い!というわけで2年振りに参戦!!


 シャトルバスに乗るところから長蛇の列。会場前ではもっと長蛇の列!結局会場に入ったのは14時少し前だった…。


14:30 さっそく物販に行ってグッズを物色。ライジングサンオフィシャルアイテムに人だかり。ビークルエルレ矢沢永吉辺りにも長い列。グッズ売り場の端、ryukyudisco石野卓球ボアダムスcorneliusのとこにもそれなりの列(30人位?)。面白そうなので並んでみたらこれがいっこうに進まない。なんでもボアダムスで皆時間がかかっているらしい。イライラしながら待つ。ようやくたどり着いて納得。ボアダムスのTシャツすごくかっこいい!プリントは単色ながら前、横、背中の3ヶ所。背中は銀色を重ねてプリント。で、Tシャツは紫、黄色、水色、鶯、灰、ラグラン2種(覚えているだけで)、ポロシャツ3色くらい、サイズはそれぞれ3、4種。カラバリはどれも絶妙!そりゃ迷う。結局急ぎながら悩んで2枚購入してしまった。コーネリアスも春のツアー時にはなかったデザインが追加されて数種類のTシャツ。ここの売り場は2日間列が途切れてなかったみたい。並んでるうちにフェスが始まる。


15:40 テンション上がりまくってるDragonAshバカボンのパパファッションのSAKEROCKを抜けてSPECIAL OTHERS。途中から観たしidolしか知らないけど楽しい。音が心地いい。ムジカフェスタ福島行きたい。


16:20 ハナレグミdachanboビークルを捨てる。自分で「のんびり担当」?「まったり班」だとかそんなようなことを言ってた。空に飛行機見つけたり、肩の力が抜けたライブ。「心のベストテン第一位のこの曲」って始めたのは「今夜はブギーバック」!スチャダラパー乱入!!アラバキでもそうだったけど、けっこう皆知ってるんだこの曲。そんでもってすごい盛り上がるんだこの曲!20代後半以上は一気に前に行って踊る。


17:40 カヒミカリィ井上陽水木村カエラを諦める。大友良英とジムオルークとのトリオ。ちょっと離れたところで座りながら観たけど、観客は少ないし声が小さくてよく聴こえないし。夜、小さめの空間でならハマルだろうけどもしかして野外ロックフェスにはあまり向いてない?いや、近くに行って立って聴いてたら心穏やかになれた。「さっき永積君がスチャダラとブギーバックやってたけど、私達はきっと(昔の曲は)やらないと思う」って言ってたっけ。「私達」が誰なのか小山田君なのかは分からないけれど。しかしカヒミさん年とらないなあ。クラウザーさんもどっかで聴いてたのかなあ。


19:30 クロマニヨンズ切捨て。ロックフェスでまともにヒロト観た事ない。いつか観ようと思いつつ…the hello works(スチャダラ+スライマングース)は断念。同じ時間帯のJOY HEIGHTS大友良英百々和宏中村達也・tatsu)を観る。会場のグリーンステージは雰囲気の有る木造りのサーカス小屋という印象。でも300人くらいしか入れなそう。中村達也が超叩きまくり百々がはじけ、大友さんがノイズ。という感じで格好良かったけど、、、座って聴いてたら寝てしまった。


21:10 スカパラ。ソイルとバッティング。サーカス小屋が満員になり外に観客溢れまくり。ステージ前では観客一歩ずつ下がり、前に行かないようにして小屋が壊れるのを予防。後半にハナレグミ参加したらしいけど、3曲目くらいで退場してメインステージへ。


21:50 今日のトリ、KEMURI!解散まで4ヶ月しかないKEMURI、彼らを観るのはきっとこれが最後になる、だからどうしても観ておきたかった。彼らはいつも明るく、楽しそうだ。礼儀正しい悪ガキ。沢山の曲をやった。ラスト2曲、PMAとI'm So Satisfied!伊藤ふみおさんは、観客とライジングサン、スタッフやセキュリティにまで感謝の言葉を伝えてくれて、ちょっとぐっときた。このライブがもう見納めになるなんて。もったいなさ過ぎる。
ラストの一曲、Ato-Ichinen。ステージにはなぜかお面をつけた男(ビークルヒダカ?)、スカパラ谷中、マキシマムホルモンも出てきて踊っていた。俺も思い切り跳ねて、手をあげて叫んだ。解散するKEMURIが、自分に重なってしまって、「Ato-Ichinen どれだけのことができるだろう」歌詞が胸に刺さる。最高に楽しくて最高にせつないライジングサン。