初売りバンザイ

元旦から初売りって始まるようになってきた。
市街をドライブしたら、コンビニや飲食チェーンや電器店、スーパー、デパート。あちこちで初売りが行われていた。ということは元旦から仕事をする人たちが沢山いるという事だ。
上記に挙げたような小売店や小売店への物流業で働く人たちと言うのはおそらくほとんどがパートさんやアルバイトさんだろう。貧乏人は正月も休むことを許されない。貧乏暇なしってのはこのことか。
正月に働く人と、暇だから買い物に行く人。格差が進んでるってこういうことなのかなーと思ったりした。
しかしそれは間違いで、実際には初売りで福袋を買っている人たちだっておそらくほとんどは上流とは言えない人たちだろう。少なくとも俺の住む典型的地方都市では。平均的な収入か、あるいは正月からファミレスやマックが賑わっているのだから平均以下の収入の若者も多いはず。
現実の2008年には、賃金の低いものが働き、それよりちょっと懐の豊かなものが買い物をする。とはいえそんなに余裕は無いから福袋を買うにしても失敗の無さそうなもの(有名店とか中身が見えるとか)を買うんだろうな。
そうやってみんなが少しずつ経済を上昇気流に乗せるのだろうきっと。


真の上流層は暖かい南の島へ脱出を図り、真の下流層は家でじっとしている。
俺は部屋でひとり図書館から借りた「グミ・チョコレート・パイン」を読む。