ニュースでガソリン税の話題が取り上げられてるの、非常に気になっている。
三月末で暫定税率の法律が失効すれば、ガソリン税が24.3円安くなるという話題は、新聞でもTVでも取り上げられている。


俺は暫定税率の廃止に賛成だ。今すぐにでもガソリン安くなって欲しい。
毎日クルマを使ってる、クルマがないと仕事も生活もままならない地域ってのは日本中どこにでもある。バスは一日に何本か、駅は家から10キロの距離。地方の現実ってそんなもんだと思う。そんな場所に暮らす人たちは税率廃止を心から願っていると思うのだが。どうしても必要なんだから、燃料は高額なほうが環境のために良いなんてふうに、思いつきで環境保護と結び付けられても困ってしまう。道路造るのに環境配慮なんてしたことないだろうに。それなら環境税導入を検討すればいい。
問題は現実の生活なんだ。昨年は北海道と九州の離島に行ったけど、島はガソリン代が本土よりずっと高いから(20円くらいは高い!)どこでも皆困っていた。俺もレンタカーを借りて困った。
だいたい、暫定税率で30年も道路を造ってきてそれでも必要な道路ができていないとしたら、それまでの仕事はなんだというのだろう。場当たり的作業?山を切り開いて造る、便利になるかどうかわからない道路なんて後回しでいい。そりゃ地方じゃ道路建設や補修が雇用と強く結びついていることもよく分かっているつもりだが、でもそれこそ環境関連の産業に移行すべき時代だろう?


福田総理は群馬県出身だったと思ったけど、地元の声はどうなんだろう?普通の市民は廃止を容認すると思うんだけどな。総理に届く声はどの程度が一般人で、どの程度が道路関係の業界人の声なのだろうか。地元の声が届いているのか、俺には分からない。


そして、暫定税率は約2兆円だそうだが、今これに切り込まないで将来国債三十兆円の減額が可能なのか?俺には分からない。