さらに経験を盗め作者: 糸井重里,鼎談出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/07/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (13件) を見る

糸井重里と各分野の達人2人との鼎談集。
気になったのは「誰が為に日記はある」。糸井さんと半藤一利さん、クリスティーナ・ラフィンさんの鼎談。日記は公開のものなのか非公開のものなのかというお話。
平安時代の日本人の日記(紀貫之とか清少納言とか)は日記といっても人が読んでもいいような内容のものだった。西洋の日記は内省的なものが多くて人に見せてもいいものは多くないようで。アンネの日記は、日記帳に宛てて書いた手紙形式。
気になったのは

「自分の人生が面白いとちっとも思ってない人は、日記を書けないんじゃないですか。」


というラフィンさんの発言。
最近面白くないから日記の量が少ないのかな、俺。いやそんなことはないはずだが…。
倒錯してるけど、日記を書くために人生を面白く感じたいと思っている。少なくとも毎日一つくらい書くことがある程度には。