終わりの真っ只中

たまに「終わりの始まり」という言葉を目にするが、
社会的にはもう終わった言葉なんじゃないかと下記のブログを読んで思った。


希望を捨てる勇気 - 池田信夫 blog
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/6f12938eaad206d10b7629456f0a051e



「終わりの始まり」なんてきっと経済的には90年代、政治的には2001年に到来していたんだろう。
これまで社会が積み上げてきたものが崩れ始めたってこと。
単純な成長物語は終わったってこと。
「終わり始めた」なんてことじゃなくて、
もうとっくに「終わってる」「終わり続けてる」んだ。


景気は良くならない。日本は衰退する。
あまり口に出したくはないがうすうす感じているそういうこと。
地方の田舎にいるとはっきり気付く。
この地方はこれ以上発展しないこと。
少子高齢化で、地域には高齢者ばかり。若者もただでさえ減少しているのに
それがどんどん都会を目指して去っていく。
そんな地域でビジネスしていても、顧客は減少していくし
売上も毎年下がっていくだろう。
考えるべきなのは、今後右肩下がりが恒久的に続く事が予想されるなかで、
どう潰れずに生きていくか。
終わらない負け戦の中で、下がりながら犠牲を食い止めて戦い続けること。
撤退は無しで、歯を食いしばって踏みとどまる事。


そんなことができるか?!
書いてる自分でもそう思うけど、実際やるしかないんだよな。
そういう世の中なんだ。
しんどい。