アラバキ ２００９ １日目
４月２５・２６日に行われたアラバキロックフェスティバルに行ってきました。
全身にロックを浴びてびしょぬれになった。
今年のアラバキは朝から雨。
小学校の運動会だったら中止になるくらいの雨。
天気予報では最高気温は１１℃だけどそれは夜の気温で昼間はずっと一ケタ台の気温しかも雨が続くらしい。カッパを着て出陣。カッパの下には5枚着ててバンドTとか見えやしない。周りもみんな河童着てフードかぶってるから友達とか見失ったらすぐはぐれそう。
会場入って間もなく大学の友人とばったり。そういえば去年もこの場所で会ったっけ？
あちらは楽天のボアコート着て電話中。その格好で歩いてるんならこの後何回も遭遇するだろうと思ったけど、その後は全く見かけなかった。
いつものようにタワレコで黄色いタオルをもらう。去年の残りなのか銀杏の匂いが強烈にする。
一発目はｄｉｎｎｅｒ。ポストロック早起きと運転の疲れもあって立ちながらうとうと。
キセルを聞き始めてようやく目が覚めてきた。
曽我部恵一ランデブーバンド
曽我部晴れ男伝説破れたり。
アコースティックなほっとする音。
3曲目で歌詞を忘れ、前曲でやったばかりのメンバー紹介をもう一度。
急遽だったからパーカッションの人、やることがなくて困ってたけど。その間に譜面台と楽譜をゲットして再開！しかし次の「テレフォンラブ」が始まったところでメインステージへ移動。絶対また明日テレフォンラブやるから大丈夫！ってことで怒髪天へ向かう。
怒髪天
「今日は乾燥してますねえ」とポジティブな増子さん。雨降ってるのに！
裸になってなにが悪い！酒は飲みたいから飲んでるんだ！
増子さんはそうとう例の事件に怒りを感じたらしい。一曲目は「酒燃料爆進曲」だし。
シンゴー！って全員で叫んだり、とにかくKナギ君ネタ一本でぐいぐい押してた。
最後はステージそばの雨にぬれた滑り台に上ってポーズを決め、颯爽と滑り降りていった。
翌日、サイン会で酒瓶をそばに置いたぐでぐでの状態でサイン＆握手をする増子さんを目撃。ほんとに酒がないと生きていけない人だこりゃ。
YOUR SONG IS GOOD
一曲目は「あいつによろしく」。ボーカル曲から入ってずっと上がりっぱなしの演奏。
雨のなか身体が動いてしまう。身体から湯気が出てきた。
キーボードが不調、すぐに予備と交換して（それもいまいちだったが）再開。
雨の中肩に担いだりしてるから調子が悪くなるんだよー。
二階堂和美が音合わせでちらっと歌った「愛の賛歌」を聴いて９ｍｍへ移動。
しかし川沿いのステージは寒すぎた…。午後の紅茶みたいなチャイ飲んで暖まる。
泉谷しげる
声がでかい頑固親父。そんなイメージまんま。でかい声で「アラバキー！」
「春夏秋冬」を歌い、客の中に入り込み、勝手にアンコールを始める。
60歳過ぎてるはずなのに。にくめないおっさん。
ここでも「裸でなにが悪い！」
クロマニヨンズ
ここは雨でも何も変わらない。何にも左右されないいつも最高のロック！
はだかになるのも当たり前！
「スピードとナイフ」聴けて良かったー。
遠藤賢司&カレーライス
20世紀少年の主人公。自分の道を貫き通す男。
裸になってなにが悪い！って言ったっけ？あちこちで聞いたからよく分からなくなってきた。
「創造の源は自分の魂にある」そう言ってた。
自分にプライドを持っている男だから格好いいんだ。
「不滅の男」で「俺はいつでも最高なのさ」と歌いきれる姿がすげーロックで格好いい。
渋さ知らズオーケストラ
生で見たことがなくてこの日一番期待してた。
オーケストラが20人弱ぐらい？とパフォーマー（exsileっぽくいうなら。）が10人弱。白塗り半裸の男女とバナナを手旗信号みたいに振ってる人達。指揮者（ダンドリストの不破さん）はくわえタバコでステージをぶらぶら歩いてる。これは深読みしてもしょうがない。ビジュアルも音もカオス。
ここでも「裸になってなにが悪い！」宣言。我々は酒を飲んで裸で雑魚寝など日常茶飯事です、みたいな。赤いフンドシに法被羽織った人が言うと説得力が違う！！
「犬姫のテーマ」が聴けて嬉しかった。パワーをもらえた気がする。
同行者たちは引いてたけど…。
渡邊琢磨akaCOMBOPIANO with ｓｉｇｎｂｏａｔ
はじめはギター、ドラム、ピアノのソリッドな3人編成ロック。
落ち着いた音を予想してたから思いがけなくて嬉しい！
そこにベース＝鈴木正人とボーカル＝内田也哉子が加わってしっとりしたジャズ？ポップス？に。
本日トリのイースタンユースは見ないで終了。
ここでもやはり草なぎ君に言及していたそうな。
一日目終わり。
結局一日中雨が降り続いてた。
ファミリー銭湯に浸かって体をあっためる。寝る前にカッパ干してスニーカーに新聞紙入れて。こんなに寒いロックフェスは初めて。
去年は確かTシャツになるくらいの気温だったのに。
雨が降って気温が低いというだけでこんなに楽しみ方もテンションも変わるなんて。
自然は恐ろしい。
