ニートを脱出して1週間

久しぶりに五日間連続で働いて今日は休み。
雨降ってるし昼間もずっと家にいてだらだら。
知り合いの引っ越しの手伝いをして貰った「エンジェル伝説」(懐かしい!)を読む。


俺、今まで何ヵ月も、一年以上もずっとこんな生活だったのか。この退屈さによく耐えてこれたな。1日何もすることがないとか。
勤め人に戻ったからこそその異常さがわかる。


ニートってダメ人間の見本のように言われるけど、実は結構大変だ。
金は無い、時間はある生活ってのがそもそも苦痛。金が無いとできないことって結構多いから。やりたいことはあっても、一円も使わずにやれることってそんなにないんだ。仕方ないからインドアに楽しむ。
でもそうしてる間にも世の中は動いてるし周りは活動してるわけで。動いてる人が自分がどんどん遠ざかっていくように感じてしまう。自分が社会から取り残されて孤立してるような気がして、どうにかしたいのに、どうしようもできなくて明日やろうと先送りしたり、何をすればいいのか分からなかったり。
世の中から浮いてしまった自分は狭い部屋にとじこもっていたら閉所恐怖症みたいな気分になって不安で仕方なくなる。
それで無理やり外にでるんだけど金はないしすることもないし平日の昼間から暇な知人なんてのもそもそもいないしいてもどんな顔して会えばいいのか分からない。だからたださ迷いぶらぶら歩く。
俺はそんな生活をしてた。つい先週まで。


どうしようもないのにどうしたらいいのか分からない状態。


自分に危機感をくれた貴重な時間だ。