職場の人間関係について浮かんだ事

流し書きで失礼。
頭に浮かんだ事をつらつらと。


「人間関係ができない奴は仕事ができない奴だ」
という論を立ててみる。
何らかの(生産)活動を行うこと(によってまわっていく事)が会社の目的だ、とする。
当然そこで働く人間はその会社のために時間と労働力を注ぎ、対価として給料を受け取る。
個人事業主でもない限り、一人きりの職場なんてのはないから、
当然会社(職場)には複数の人間が在籍し、人間関係が生まれる。
人間関係は会社の設備であり、仕事をする環境であり、BGMであり、生産物であり、副産物であり、廃棄物であり、時には商品になりえるかもしれない。
ある意味ではまんま「会社」だ。
人間関係は仕事を大きく左右する。人間関係は会社と社員の共同制作物。
社員が会社で生み出しているものだとするなら、
人間関係がうまいやつ=仕事がうまいやつじゃないか?
あるいは、「人間関係」も含めた上での「仕事」なのだから、
多少むかついても居心地悪くても好きでも嫌いでも飲み込む。
それができる人が「仕事ができる」人なんじゃないかと。




「うちの会社(または部・課)は人間関係がひどくてさあ…」
などという話は出来れば聞きたくない。
そういう話をする人もその人間関係の一部であり、そこの空気を形成しているわけだから。
「じゃああなたはどうしてるの?」ということだ。
例えばどこかの高校球児が「うちのチームめちゃくちゃ弱くてさあ・・・」などと喋っていたら
そのチームどころかその少年の実力すら疑ってしまうだろう。
「君もその弱いチームの一員なんだろう?」って。


職場の空気が悪いと嘆いている人は、
「こんな職場にいる人なんて嫌いだ」
「こんな職場の空気なんて吸いたくない」
と思う事によってその思いを職場中に伝染させ、
さらには同僚と距離を置く事によって、
周囲の人間関係を疎にしている可能性も有る。


ちなみに、現在の自分の職場は、
若手こそ多いものの「経営安定、終身雇用当たり前」という環境である。
人事異動こそ多いもののリストラや人員整理はおそらくなく、
職員寮もあるため、つながりは強い(ようだ)。
日本的な雇用環境というか、あと20年も30年も同じメンバーで仕事をしていくことを考えれば、
人間関係はほどほどに、当たり障りなく、喧嘩せずやっておきたいと思うもので。
職場全体での飲み会は親戚一同が集まったようなゆるい空気に包まれていた。
ただ、自分の立ち位置は非常に微妙なものではあるが・・・。




とにかく、人間関係がうまくいけば仕事もうまくいく!
なにより職場が居心地の良いものになる。
自分も職場の人間関係を大きく左右する力を持った一人である。
そのことを忘れないでいたいと思う。