最初で最後の忘年会

会社の忘年会に参加した。
所属している課の面々と温泉旅館に一泊。
参加者は6名、20代から40代まで全員男性だ。


仕事が終わってからすぐにクルマに乗りあって出発。
途中、バランスを崩した自転車がクルマに接触してくるアクシデントもあったが、なんとか到着。
ひとっ風呂浴びて、ビールでのどを潤して、美味しいもの食べて。


そのあと部屋で2次会。
会津の馬刺しを花泉で流し込む。すげーうまい。
普段仕事中は私語がほとんどないので、
ずーっとフリートークをしてても初めて聞く話ばかりで楽しい。
仕事の話からシモネタまで、ふつうのおっさんトークか。
日本酒、ワイン、泡盛と順番に
5時間くらい飲んでたんじゃないだろうか。


自分は来年6月までの任期付き職員だし、来年の7月には必ず誰かが異動になる。このメンバーで泊まりで忘年会をできるのは今年だけ。
そう考えるとやるせないが、
そんなことをまともに思考できなくなるまで、飲んで、楽しんだ。



おどろいたのは、
そこにいた全員が、漫画ワンピースを読んだ事があるってこと。
しかも3人の若手(20代)はコミックスを所有していなかったが、
3人のお父さんたち(30代から40代)はコミックスを所有し、なおかつアニメも観ているようだった。
ワンピース、「大人」にも人気有るんだー!
と、自分のことを棚にあげて感心してしまった。
さすが1億7500万部!!
そして、いまどきは親子で同じ漫画を読んでるとか、共有するとか
当たり前なんだな。
(子供の頃、父親が全巻そろえていた漫画の単行本は唯一「釣りバカ日誌」だった。それも手放してしまったが)
漫画は日本国民全員のエンターテイメントなんだな。
それが嬉しくて、酔っぱらった頭でもちゃんと覚えている。