歴史とか伝統が見たいんだ

10月10日、福島県の小さな市で「あばれ山車」祭りが行われ、7台の山車が沿道でぶつかり合った。
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9734223&newsMode=article


という記事を読んだのだが、
写真を見て山車の軟弱さ加減にため息が出た。
町内対抗で作られた山車にはおそらく張り子で作った
(それなりの手間と労力がかかったであろう)
ねぶたのような人形が載せられているのだが、
そのほとんどがアニメのキャラクターだったのだ。


風神雷神
坂本龍馬
・「トイストーリー」のウッディ
・「NARUTO」の波風ミナト
・「ワンピース」のシャンクス
・「イナズマイレブン」の、名前忘れた…
リラックマ


という体たらく。
子供が参加するからとか、デザインがはっきりしてる分(風神雷神等に比べて)作りやすいからとか、
分かりやすいからとか、いろいろ理由はあるのだろうけど、
400有余年の歴史を誇る行事だそうなので、
ちょっと残念。


気楽で無責任なよそ者が適当なことを書き連ねているのは承知しているつもりだけど、
それでも、
やっぱり、
伝統的な祭りで自分が見たいのはこんなんじゃないんだ。
「伝統」ある「祭礼」に期待するのは歴史的で定型的な日本文化の姿なんだ。
(関係者の方が読まれたら非常に申し訳ありません)