「NANA」

妹に誘われてみた。
原作は一巻しか読んでないからよくわからない。
けど面白かった。眠らずに観た。
最初の5分でパンクファッションの見方が変わった。
今までずっと中身の無い、
反抗してるつもりなのに流行やイメージに流されてる格好だと思ってた。
けどそれだけじゃなかった。
すごく不安だったり内面に弱さがあるのを隠して闘うための服だったのかと。
ほつれや破れは自身の内面、
逆立った髪や棘や安全ピンは社会と闘うための武装
ナナやレンは社会では圧倒的に弱いからこそそういう服を纏うのかな、と。
 
そして無知ゆえに、
ナナは家庭に恵まれないから、
強い自己を求めるんだろうな、と。
ハチは幸せな家庭で育ってて、
愛情でも金銭的にも満たされている。
だから夢が無い。
幸福な自分、愛されている自分を確認するために男性を必要とするのかなと。
(でもそしたらナルシスだよなー。)
などとファンには当然の認識であろうことを初めて知ったのだった。
 
映画は、中島美嘉がすごく良かった。光ってた。
でもちゃんとした曲が一曲だけだったのがさみしい。
宮崎あおいはなにやっても可愛い。

ギターの指導をデートコースの高井康生がやってた。いろいろやってんだな。
スタイリストは伊賀大介かと思いきや二村毅。