お香にうってつけの季節

金曜日の夜に、スーパーで知り合いに会った。
そのひとのこども達が俺を見て、
「あのひとかっこいいね」って言ってたらしい。
5歳と3歳の姉妹。
どんなんでも、女の子に褒められて悪い気はしない。
けっこう嬉しかったりする。
 
昨日書いた同僚は、
まだとさかを切っておらず、つぶしてごまかしていた。
 
夜の空気が冷たい。
長袖を着ていないと風邪を引きそうだ。
稲刈りもほとんど終わり、気付いたらとっくに夏は終わっていたようだ。
いつのまにか秋分を過ぎ、
日が沈むのがどんどん早くなっていく。
会社を出ればあたりはもう暗く、宵の明星が光っている。
 
扇風機を片付けた。
そろそろじゅうたんを敷かなければ。
今も少し冷える気がするが、
お香を焚くと気分的に暖かさが増す。
秋になると焚きたくなる香りって有る。
少し煙った、情熱的な匂い。
あるいはロータスやサンダルウッド。
夏が終わって、ストーブをつける前のこの時期が、
お香にうってつけの季節だと思っている。
週末ちょっと買い足そうかな。