「運命を分けたザイル」

未踏の氷壁に挑んだ二人の実話。
しかし一人は片足を骨折し、雪山に取り残された…。
映像が凄い!!
本当に雪山を歩き、本当に断崖絶壁を登っているのを超引いて撮ってる。
あまりに厳しい環境を目の当たりにすると、
人間て自然と比べたらなんと無力なんだろう…と実感させられる。
象に対する蟻以下。
そんなちっぽけな存在は、意思の力だけが唯一のとりえ。
どんな過酷な状況でも、どんなに長く思える距離でも、
「あそこの岩のところまで20分を目標に行ってみよう」と、
少しずつ這っていく、行動する意思があれば、
生きられるものなんだな。 
 もちろん大団円。ハッピーエンドの映画なんだけど
わかりすぎるほどわかっていても不安になってしまい、
わかっていても最後はぐっときた。
 
俺、こんなに厳しい映画なのに
暖かい部屋でお湯割り飲みながら観てて、
ちょっと眠くなってしまった。
ほんと映画に申し訳ない。