「ナルニア国物語」

久しぶりの映画館、しかも先行上映で見た。
4人兄弟が異世界に迷い込むファンタジー
 
四人兄弟の個性がすごくでてて良かった。
父親不在の状況で、強い男になって兄弟をまとめようとする長男。(大学生?)
現実的でいて、それゆえファンタジー世界では弱い長女。(高校生?)
青くて自意識過剰でなんでも反抗したくなる次男。(中学生?)
まだ夢見がちで、ちょっと泣き虫な次女(小学生?)の四人。
次男は思春期で反抗期でもうどうしようもなくばかで。
何やってんだよー。と思うことが何度もある。
でもその「俺だってほんとはすごいんだぜ」というのを見せたがるところは
なんだかとてもよくわかる。俺も青いんだな。
10歳くらいだと思われる次女はもう無敵。
異世界に溶け込み、隣人を愛し、疑うことを知らない。
泣いた後にはすぐ笑うし。
 
ライオンのアスランは、イメージの中ではもっと深い声で黄金だったが、
それにしても冬の女王のクールビューティーっぷりは素敵。
途中ででてくるビーバーの夫婦は、実写のようなリアルさだったけど
夫婦漫才のような掛け合いをする
芸人な夫婦アライグマでとても面白かった。


小学生だったか中学生だったかの頃に原作を読んでたのに、
主人公兄弟のこともストーリーも忘れてしまっていた。
きっとそのときは出会うべき時じゃなかったんだろう。