ミッシングリンク

CDを買った。
小沢健二「LIFE」。94年発売。
なにを今さらだ。
こんなCD買うなんて10年遅いか、5年速いかどっちかだと自分でも思う。
いわゆる渋谷系好きな少年だった俺は、
なぜかこれまで人から借りることも、ツタヤでレンタルすることも無かった。
興味を持った頃にはこのCDは既に名盤という評価を得ていた。
でも、当時俺は新譜に興味を持つばかりで、
音楽の流れをたどってみるなんてことは考えたことも無かった。

そのまま今に至ってしまった。
今はそんなことを考えることはあるけれどちゃんと実行できてはいない。
で、思う。
このCDは自分の好きな音楽のかなり根元のほうにあったのに、
ちゃんと通ってきてないな。
小沢健二の最新盤はインストでかなり好みだった。
去年出た「刹那」をレンタルで聴いたら、懐かしいけどすごく新鮮だった。
そんなことがあったから、通り過ぎてしまったチェックポイントに、
周回遅れでも行かなければいけないことに気付いたんだ。
もちろん収録されてる曲の半分くらいは聴いたこと有るけど、
それでも得られるものはきっとあると思う。

 
理屈っぽいから、系統立てて物事進めないとだめなんだきっと俺。