昨夜は雨が降り続いていたのにからりと晴れ。
10時から町内会の集まり。
といっても出席者はたったの4人。
4人で花壇の除草をする。花壇といっても40m×5mくらいある、学校の菜園のような場所。除草剤の入った背負子をしょって、花壇にまんべんなく除草剤をかけていく。
来週は花壇をトラクターで耕して肥料を入れる。綺麗な花壇を作るにはそれなりの労力と化学の力が必要だ。
いいおっさんたち(と役に立たない若者)がなんだかんだいいながら地域の仕事をする。
そして気持ちよい汗をかいて帰っていく。
 
昼、アパートの部屋の外ででなにやらがさがさ音がする。
見てみると、隣の部屋の女性。雑草茂る草むらから一株の花を傷つけずに掘り出そうと苦戦していた。青紫の綺麗な花。日本オダマキという植物で、お母さんの好きな花だから鉢に植えて実家に持っていきたいんだそうな。
近くの部屋の前からアルミのスコップを拝借して手伝う。
そうしていると、彼女のケータイが鳴った。
同じアパートに住むトクハラさんから。仕事が忙しくて昼飯買いにいけないから届けてくれという。
花を掘り出した彼女は、彼氏のうちの田植えに行くそうで。
トクハラさんには俺が昼食を届けに行った。
 
狭い地域ではあるが、休みの日に偶然人と会ったり、地域の仕事をしたりして。
地域に暮らすってのはこういうことなんだろうか。
住み着いて3年が経ち、この土地が俺の地元になりつつあるのだろうか。
最近、ここにずっと住んでもいいかな。なんて気もしてきた。
 
 
 
ドラゴンボールをしばらく読んでたら、ようやく勉強する気になってきた。