食品表示に関する地域フォーラム」に参加。
食品のラベルには「原産地名と製造日と賞味期限と原材料と、
それからいろいろ書かなきゃとかそういうフォーラム。
とにかく細かく表記しなけりゃならないと法律で定められてる。
でも欠陥はある。
加工した食品、例えば肉じゃがは原材料の産地(例えば牛肉がアメリカ産でも)表記する義務は無いだとか。




基調講演の内容。
「これからは衛生・栄養的見地からだけでなく、
社会・人文的見地からも食品表示を充実させていく必要がある」とか。


人間は他の動物と違って、食べ物の味を舌だけじゃなく脳でも感じることができる。というより味は味覚じゃなくて脳が決定してる。
マクドナルドの店員が太ってるとそれだけで食欲が無くなる。
同じ料理でも盛り付けが綺麗なほうが美味しく感じるとか、
俺の妻の料理は世界一美味い!とか。


視覚や聴覚から入ってくる情報や、
感情と共に分泌される脳内物質が、
砂糖やバターなんて目じゃない最高の調味料、あるいは最悪の香辛料として食べ物に振りかけられているからだ。
だから今後は、
「安全・安心な材料を使っています」という文章の表示や
「健康と環境、持続可能な社会に配慮しました」なんていう表示が
美味しい食品には欠かせなくなるんだろうな。
それの一番簡単なやりかたが地産地消なんじゃないだろうか。