書くために書いている

どうでもいいけど書く。
ブログを書きたいから書いている。拙くても内容薄くても。
ただそれだけのことだ。
しばらく書かなかったとして、
これを読んでいる、あるいは偶然目にするかもしれないごくわずかな人達が退屈するかもしれないし寂しく感じてくれたら嬉しい。
もしかしたら目を通す文章がひとつ減って楽になると思うかもしれない。
そのくらい。


世界の片隅の小さな小さな木から、小さな木の葉が一枚落ちる程度のこと。
世界のあちこちから毎日のように湧き出てくる言葉の列、文章。
そのほとんどは無くても困らないか、すぐに替わりがきくもの。
有ったって無くたってどっちでもいいんだ。


小さな木にとって、小さな木の葉はけっこう大事だったりする。
自分の毎日を記録するために。
消えてしまいそうな小さな思いを書き留めるために。
世界中に数え切れないほどある言の葉の数からしたら、
俺という小さな木がつけられる葉の数や大きさなんて知れたもの。
小さな葉でも小さな木にとっては大切なんだ。
小さな葉はわずかでも光合成して、小さな木の成長に必要なエネルギーを生み出し、もしかしたら誰かの呼吸に必要な酸素を生み出せるかもしれない。





たとえそれがとるに足りない駄文だとわかっていても。
駄文を書き連ねることをそんなに悪いことだとは思っていない。
小さな木には毎日ドラマチックな事件があるわけでもないし、
ドラスティックな変化があるわけでもない。
新しい発見よりも小さなストレスのほうが多い、日常は平坦だ。
だからって、書くために書くことはわるいことじゃない。


そんなことを思いながら今夜も葉っぱが一枚。
ブログのこと、前からぼんやりと考えていたことだけど、
たまたま書きたくなるきっかけが有ったので。