501(ジーンズじゃないよ)

昨日までで日記書いた日数500日。
キリがいいところだ。年末くらいからずっと、もう少し書き続ければ500日だ。そう思って目標にしてきた。数字にたいした意味は無いんだけど。


日記を書くことが嫌いじゃない。半ば義務化、というかルーチンワーク化している。大雑把に言ってしまえば平凡で退屈な日常を送っている。昨日も一昨日も特に何も無い一日だった。そういうふうに人生を振り返るのが嫌だった。生来忘れっぽいこともあり、過去の出来事や思い出をすぐに記憶の倉庫のどこかに仕舞ってそのまま取り出せなくしているのだ。過去のちょっとしたエピソードをいくつも思い出したり、学校の先生や上司の話し方や口癖をいちいち覚えていて上手く真似できる人を俺は大変尊敬している。ちょっとした事が積み重なって小さな山や川となり、時に侵食されたり隆起したりその上に草木が生えたり。地面のように人生はできている。決して平坦ではない。日記を書いて、小さな名も無き山や川を記録することによって自分の歩いた道のりを確認したいと思った。考えた跡を残したいと思った。日々を忘れることで消し去らないように、書くことによって忘れないようにするために日記を書いている。


毎日書いてると出来事(ネタ)を探すのがちょっと大変なときもある。本当に私的な日記を書いているときは何でもよかったのだが。毎日「○時に起きた。仕事。食事。TV見た。」とかで。自分でもつまらんとおもう。わざわざブログ書くんだったらもう少し面白いことが欲しい。
毎日書いていると、日記の質(文章面・ネタ面で)が低い日もでてくる(何日か空けて書いても質が向上するわけでは無いけれど)。日記に書きづらいこと、文章にできないことは結構困っていたりする。(彼女から「好きなのかよくわからない」っていわれたときとか)。何日か日記をまとめがきしなきゃいけないときも結構困る。旅行中の日記6日分溜まったときとか辛い。
反面、なにかしら自分の一日を記録して置きたいという欲求がある。つまらない一日でも、何もなかったとしても。そして新年会とか結構大きな出来事があった日は自分のためにも記録を残して置きたい。


だけど毎日日記を書くのに30分はかかる(ちっとも早くならない)し、やるべきことは増えていってる。そして時間がかかっているのに日記を書くことは日記を書くネタにはならない!
だから日記を書く頻度を少しだけ下げて(それによって質が向上すれば猶良いのだが)、そのぶん今までよりも印象深いことを書きたいと思う。