買い物の快楽

最近ヤフオクをよく見る。
会社の先輩達の影響。
ふだんはカー用品をチェック。
今気になっているのは来月仙台で行われるライブのチケット。


ネットショッピングって、なんだかつるつるしている。
その気になったらワンクリックですぐ購入できてしまうから
手触りというか、手ごたえがないのだ。


俺は買い物に時間がかかる性質で、簡単に即決できない。
例えばリュックサックを買うにしても、いろいろな商品を見て、昨日や特徴や価格を理解して把握して、いくつか候補の商品を比較して。これなら長く使えそうだ!って思わないと買えないのだ。いちいち面倒くさい。
高いものなら尚更である。
もっとも、その時間こそが俺にとっては「買い物を楽しんでる」ってことなんだろう。実際迷ってるあいだはとても楽しい。
でも、オークションはフリマと同じような「モノとの出会いの場」であり、そこで上手な買い物をするためには即断即決を要求される。現実のフリマだとその日その場所に何が出品されるか、何と出会うのかはまったくの偶然であり、わくわくしながら出会いを楽しむことができる。
一方でオークションは同じような偶然が支配する場のようではあるが、何と出会うかは買い手の検索作業によるところが非常に大きい。自分があらかじめ欲しいと思っているようなモノとしか出会うことができない。なんとなく名前は知っているモノを、時間もないからとりあえず入札する。そんなやり方では俺の買い物欲を満たすことはできないんだ。見つけてから買うまであっさり過ぎ。少しは悩んで迷って苦しまないと。


実際、自分の探そうと思ったもの以外のものが見つかる!ってのはフリマの大きな魅力だと思う。あーあ、こんなこと書いてるとフリマに行きたくなってしょうがない。