ここ一、二ヶ月の間、家でご飯を炊いていなかった。
お米が無くなっていてずっとそのまま。
勤務先のスーパーじゃ、なんか買いづらいのだ。米どころだから。
周り農家多いから。
最近は自炊する回数も減ってたし、パスタやパンが代わりに主食の座についたりしてた。お米が無くてもなんとかなるもんだ。


今週になって久しぶりにお米を炊いた。
そして炊き立てのご飯に納豆を載せて食べた。
数十日ぶりの納豆ご飯。


海外に暮らす日本人の方が「これが日本の味だ!」などと感激しながら
納豆ご飯をほおばる。というのはけっこうポピュラーなイメージだと思う。
そのイメージで、俺も納豆食べたらすごく感激するのかなあなんて想像してた。


実際、普通だった。
そんなに胸にキューンとくるものは無かった。
そんなにすっげー美味い!ってわけじゃない。
なんだかねばねばしていて、
変なにおいがする。靴下みたいな。


でも、まずくない。
食べてしまう。
ほっとする味ってこういうのなんだな。
ふっくらして甘みのあるご飯に対して、
堅くも無く柔らかくも無い、極端に甘くもしょっぱくもない。
熱くも冷たくも無い。
中庸ってこういうこと?
3日連続で納豆ご飯食べてるけどまだ飽きない。