ゲームしない脳

にいみさんが遊びに来たのでめずらしくゲームをした。
うちにはゲーム機がないので(プレステは有るがコントローラーがひとつも無い)、一昨日は漫画喫茶で塊魂を遊んだ。
彼女はファミコンもDSもゲーセンもとにかくゲーム(コンピューターゲーム)をほとんどまともにやったことがないので、初めてのおもちゃを手にしてわくわく。隣で見ているものの不安をよそに、わー!とかあー…とか言いながらごろごろと塊を転がしていた。結局4面くらいまでしかいけなかったけど、俺は3時間で漫画5冊しか読めなかったけど、にいみさんがわくわくして、どきどきしてごろごろして楽しんでいたから良かった。
今日はウィンドウズパソコンに入ってるゲームをプレイ。ピンボールでハラハラ。ボタン3つくらいしか使わない単純なゲームなのに。二人でやってると盛り上がるもんだ。それからマインスイーパ。ひたすら論理とたまに勘。どのゲームも、彼女はキー操作とルールを覚えるのに少し時間がかかったけど、とにかく楽しそうにやっていた。


ゲームばかりしていると痴呆に近い状態のゲーム脳になる。って説がある。絶対そんなことはない、と思う。
ゲームで遊ぶ、ということはある枠組みの中でそこでのルールを覚えて、それにのっとって行動するという事だからだ。(テトリスだったら、一つ一つ落ちてくるブロックを隙間無く配置して消していく、とか)ルールに従わないとうまく遊べない。
それから、ゲームをしているとルールブックには載っていないがうまく遊ぶためには覚えておいたほうがいいルールがあることも分かる。暗黙のルール。(長細いブロックを縦に使って、一気に4列消すと効率が良いとか)
コンピューターゲームも、テーブルゲームも同じ。明文化されたルールを理解し、暗黙のルールを発見してどうしたらよりうまく楽しく遊べるか考える。それってまるきり現実社会と同じ。ゲームとはシンプルに、デフォルメされた現実世界なんだと思う。ゲームは世の中を理解するのにも役に立つ、たぶん。だからにいみさんにはもっとゲームで遊んで欲しいと思う。
そんなこと考えてたらゲームがしたくなってくる!DS欲しいよ!!