いつのまにかなくなっている無印

無印良品の棚を持っているのだが、どうやらいつの間にか廃盤になっていたようだ。棚板がアルミで帆立が木製のシンプルな棚。学生時代から使用してて、棚板がもう一枚欲しいなとずっと思っていたのに。


無印良品ってあまり変化しないようなイメージが有るけど、実際には廃盤がけっこう多い。どれだけ多いのかは分からないが、自分が気に入ったものがこれまでにいくつも消えてきている。


高校生のとき、受験勉強(という名目のなまけ)の合い間に(合い間だらけだったのだが)無印のドライフルーツを食べるのが小さな楽しみだった。2種類のレーズンやりんご、クランベリーやかぼちゃの種などが一袋に混在していて、それをりすのように少しずつ食べていた。しかし受験が終わってしばらくの後、それは店頭から姿を消してしまった。ドライフルーツは今ではどこでも買えるけど、いろんな種類が少しずつ混ざっているのが良かったのだ。


それから、書類や通帳の類をしまっている半透明のプラスチック三段ケース、こまごまとしたものを収納していたダンボール製ボックス。ダンボール製品は復活して欲しい。しっかりした作りの灰色のくつしただとか、なくなって悲しかったものは多い。なくなって初めて分かるありがたさ。ついでに言わせてもらえばポリプロピレン洋服ケースのデザインが変わって、旧来のものと重ねられなかったときはショックだった。今のデザインのほうが優れているのは分かるが。


なんだかぐちみたいになったけど、それだけ使っているのもが多いという事でもあるし、必要としてるってことなのかな。無印の控えめなデザインは好きだし、長期にわたって「家具のサイズが変わらない」というのはとても得がたい無印の長所なので今後ともお世話になりたいとも思う。