BRUTUS ニホン語で歌おう!

ブルータスのJポップ特集
ちょっと遅いけど発売中のブルータス(9/1号)を購入。
特集が面白そうだから。いや、perfumeの表紙に惹かれて。
Jポップ≒日本語で書かれた歌詞を日本語ネイティブが歌っている音楽、とでも言い換えたら適当なのか?
特集のトップバッターはperfume。彼女達がそれぞれ好きな曲の好きな歌詞を選んでる。のっちはクールな雰囲気だけど、やっぱり雰囲気通りに感情のない女の子が恋をする曲(「コンピューターシティ」)。嵌ってるかも。


横山剣さんと小西康晴さんが古き良き歌謡曲への愛をたっぷり告白するコーナーがすごく良かった。二人の出発点が見えたような気がする。


それと著名人に聞く、思い出の歌の歌詞。
世界のナベアツ中村一義の曲だったり、(「永遠なるもの」)
佐内正史はキヨシロー先輩だったり(海辺のワインディング・ロード))。
それぞれ十人十色なセレクト。誰もが音楽に愛着と思い入れがあって面白い。いい話。
大槻ケンヂの「あのさぁ」って曲がすごいあったかいラブソングで歌を聴いてみたくなった。


自分にも音楽を聴いていて歌詞にぐっときたりしたことはあったっけ?
しばし自問自答。
そういえば一人暮らしをしていたとき良く聴いてたフィッシュマンズ。彼等の「ずっと前」という曲を夜ひとりで聴いてたらじわじわと揺さぶれた。


彼女の暮らしは今 始まってる
ずっとそばにいて 大きなソファーベッドにヨコになって
いつもそばにいる 幸せは 
ある意味そんなもんで 
ある意味ひとりぼっちなものなんだよ


久しぶりに読み返したら、今でも変わらない破壊力で揺さぶられてしまった。