どんなブランドだって簡単には生き抜けない

ヨージヤマモトが身売りを検討しているらしい。
というニュースにショックを受けた。


ヨージヤマモト(以下ヨージ)、洋服一枚も持ってないけど、
黒色主体で多分背の高い人がクールに着こなしたら格好いいんだろうな、
そんな認識だった。
ヨーロッパではY-3(ヨージとアディダスのコラボブランド)の海賊版を結構見かけたので
そっちの方は結構知名度も売上も有るんだろうな。
そう勝手に思っていた。


先日、渋谷パルコでコムデギャルソン・ブラックを見た。
コムデギャルソンの期間限定リーズナブル版。
「デザインもパターンも過去の王道人気パターンの使い回し」らしいけど。
黒や白単色で素材とかそんなに凝っていない印象。
その分着やすそう。
そして確かに安い。
ジャケットが3万円台とか(ギャルソンにしては)すごいお得な感じ。
ちょっと欲しくなった。
ただ、Tシャツはそんなに安くないし、
ロゴとかテキトーな感じが。ギャルソンて書いてればいいだろ的な。


「ブラック」のそばにはコムデギャルソンのロゴ(というかキャラクターらしい)
を前面に押し出したブランド「PLAY」。
そしてさらにその隣にはギャルソンと他のブランドとのコラボ路線「EYE」。
天下のコムデギャルソンといえども、
不況の影響は受けているし、変化をし続けている。
買いやすいプライスの商品を構成したり、
分かりやすいロゴやキャラクターを作ったり、
他ブランドとの相乗効果を狙ったり。
売る努力をしてるんだな。
売る努力をしないと生き抜けないんだな。
しみじみ感じたのだった。