サイクルコンピューター

先週、自転車にサイクルコンピューターを取りつけた。
コンピューターというと何やらハイテクっぽいが、
要するに時間と走行距離と走行中の時速と平均速度とか、そういう情報を表示してくれる機械。
自動車のスピードメーターとストップウォッチの中間みたいなものだ、たぶん。


今日は青森新幹線開通の日だったが、それとは逆行して、東北を南へ下った。
まずは普通にすいすいと。
自分の普通走行は時速20キロくらいだった。結構、速いな。
平坦でまっすぐな道を本気で走ると時速30キロ。
原付バイクと同じくらいの速さだ。なんだ、やるじゃないか自分。
ただ、坂道は遅い。本気の速度の半分も出ない。
ひたすら汗かいてキコキコとペダルを踏む。
コンピューターはだまって速度を表示している。
冷静な奴だ。


南へ20キロほど進むと、向かい風が尋常じゃなく強くなってきた。
走っている自転車が後ろへ押し戻されそうなくらい。
そのまま横倒しになりそうなくらいに。
仕方なく押しながら歩く。もよりの駅まで。


駅にはたくさんの人。
1時間以上前から新幹線も在来線も強風のため運行を中止しているらしい。
ついさっき自分が通ってきた場所が、強風で危険なんだそうな。
よっぽどだったらしい。


駅でしばらく休んでから家に向かってUターン。
今日の走行時間は3時間、走行距離は48キロ、最高速度は(下り坂で)時速40キロであった。
数字を教えてくれるだけだけど、サイクルコンピューターは結構楽しい。
通勤のよき相方になりそうだ。